2024.2.15 Participation in the Best Tourism Village Forum in Miyama

 2024年2月15日(木曜日)、京都丹波高原国定公園ビジターセンターにて「ベスト・ツーリズム・ビレッジ フォーラム in 美山」が開催され、国際文化学研究科ならびに国際人間科学部と連携してPromis地域連携センターが美山DMOとともに取り組んできた課題解決型研修プログラム造成について、井上弘貴副インスティテュート長(事務局統括)が登壇者のひとりとして報告をおこないました。

 2021年12月、国連世界観光機関の第24回総会で京都府南丹市美山町と北海道ニセコ町の2地域が、ベスト・ツーリズム・ビレッジに認定されました。神戸大学も同総会で、日本で21番目となる賛助加盟員として承認され、主管部局である国際文化学研究科のPromisは、国際的な観光地域づくりを支援する教育研究の取組みを強化してきました。翌年2022年の4月には、インスティテュートへのPromisの改組とあわせて地域連携センターが発足して、取組みはさらに加速。2022年度と2023年度、観光庁の第2のふるさとづくりプロジェクトに採択された美山DMOが進める「地域に通う、心が通う、課題解決型ラーニングツーリズム事業」の受託研究のかたちで、国際人間科学部のGSPプログラムを対象とした課題解決型研修プログラムの実証的な研究を行ってきました。

 このたびのフォーラムでは、美山町とニセコ町にくわえて、2023年にあらたにベスト・ツーリズム・ビレッジに認定された4地域のうち、参加がかなわなかった長野県白馬村を除く3地域、北海道美瑛町、宮城県奥松島地区、岐阜県白川村の関係者が参加して取組みを紹介したほか、美山小学校と北海道ニセコ高等学校も観光教育の取組みを報告しました。フォーラム終了後には、関係者による実務者会合もおこなわれ、神戸大学関係者もオブザーバーとして参加しました。