畠中 茉莉子　HATANAKA Mariko

略歴

神戸大学国際文化学研究科博士後期課程修了。博士（学術）。
2022年4月より、三重大学人文学部講師。

研究分野

理論社会学、社会学説史、特に現代ドイツにおける社会学説の展開。

研究課題

• N・ルーマンによる〈近代化と宗教〉をめぐる論究の社会学説史的意義の解明

主要業績

【単著】

• 「ニクラス・ルーマンの『世俗化』論――近代社会における宗教の存立問題」、『宗教と社会』第27号、33-47頁、2021年6月。
• 「ニクラス・ルーマンにおけるシステムと宗教ーー機能と意味のはざまで（上）」『国際文化学』第27号、91-114頁、国際文化学研究科、2014年。
• 「ニクラス・ルーマンにおけるシステムと宗教ーー機能と意味のはざまで（下）」『国際文化学』第28号、26-48頁、国際文化学研究科、2015年。
• 「社会と理念ーーN・ルーマンにおける『理念の進化』論」『ソシオロジ』第65巻2号、39-56頁、社会学研究会、2020年。

【翻訳】

• ニクラス・ルーマン『社会の宗教』（土方透・森川剛・渡會知子・畠中茉莉子訳）、法政大学出版局、2016年。
• ニクラス・ルーマン『理念の進化』（第1章「意味、自己言及、そして社会文化的進化」、6-73頁翻訳担当、土方透監訳）、新泉社、2017年。
• 土方透監修『世界社会の宗教的コミュニケーション』（第7章「宗教は不可欠か」（ニクラス・ルーマン著）223-237頁、第9章「世界社会における人権、人間愛、そしてキリスト教」（ヨハネス・ヴァイス著）281-310頁翻訳担当）、聖学院大学出版会、2020年。

学会活動・社会活動

 日本社会学史学会、社会思想史学会、社会学研究会、日本社会学会、「宗教と社会」学会など

連絡先

hatanaka[at]human.mie-u.ac.jp